これまでとこれからも

インタビュー

政治家(議員)になろうと思った動機(きっかけ)は何ですか?

私は8人兄妹の長男として誕生しました。生家は決して裕福とは言えない状況でしたが、両親と子どもたちの声が響く、あたたかく賑やかな家庭でした。勉強よりも運動が得意ないわゆるガキ大将で、友人たちを引き連れて、毎日泥んこになって遊んでいました。こうした経験や弟や妹の面倒をみることで、知らず知らずにリーダーシップが養われていたようにも思えます。実はこの頃から、秘かな目標として議員を志していました。父方の叔父が、朝倉村の村会議員をしていたことも影響していたのかもしれません。家庭の経済状況から長く新聞配達を続けていた私は、高校も定時制へと進学。昼間は電気工事の会社に勤めました。少年時代から働きながら学校に通う苦学をしたことも、良い経験となっています。
27歳のとき、父親が交通事故に遭い、生死の境をさまようような怪我を負いました。幸いなことに命をとりとめたものの、身体に障がいをもってしまうのです。このとき、東京と愛媛を行き来しながら、父が良い環境で過ごせるように、福祉関連の役場との折衝を行いました。ところがその対応に疑問を感じ、障がいをもつ方に対する福祉について真剣に考えるようになりました。
「障がいをもつ方に対する福祉のあり方を変えていきたい」。そう思った私は矢も盾もたまらず東京を引き上げて、4ヶ月後に迫った松山市議会議員選挙に挑戦します。古くからの仲間たちが応援してくれて、辛くも最下位での当選を果たします。

政治家(議員)として心掛けているところは?

大隈翁が描いていた治外法権の単位は、「日本国」にあるべきだと気づきました。地方分権はあくまでも、日本のための分権でなければなりません。世界から見たニッポンは、地方の集合体でもあるのです。そんな地方がどうあるべきかを考えました。国に対して、手のひらを上にして、「どうにかしてくれ!」と願うばかりではなく、建設的かつ国際的に、我々が望むことを実現出来るよう地方自治に訴え続けていくことが肝要なのです。こらからも「是々非々」の姿勢を貫きながら、真摯にこの道を歩んでいきます。

政治家(議員)として遣り甲斐を感じることは?

地域の困ったという声を聞かせて頂くことにつきます。何よりも地域の声を聞かずして何を提言できましょうか。そして、解決するための道筋を見出して一緒になって悩み苦しむ、だからこそ解決に至った時の喜びをともにすることができるわけです。この地域の喜ぶ姿が、私の遣り甲斐であるという事は、議員生活が25年超えた今でも変わることはありません。とはいえ、議員だからできる事と地域の有力な方だからできる事それぞれ解決するべき手段や手法は違ってきます。私がやるべきことは、議員として行政に提言し、政策という形で応えていく事です。個々の悩みは、最初の内、私益(個人的)かもしれません。しかしながら、沢山の悩みを聞かせて頂く内に、根底に流れる公益的(地域的)な部分、つまり、政策として取り組むべきことが見えてくるのです。だからこそ、多くの声が必要になってくるのです。

力を入れている(入れていく)政策は何ですか?

現在も委員として携わらせていただいている「地方創生」。今後の愛媛には、重要な課題の一つであります。空き家問題、人口減少問題これらも具体的に行動に移すように準備を整えています。そして、人口問題と関連する子育環境、その中に子を持つ親として見過ごせない事があります。それは、児童虐待です。親の心子知らずとはいいますが、近年では、子の心親知らず、子供の方が親を思い慮っている。そのようでは、いけない。だからこそ、今、児童相談所と警察との連携共有について活動をしております。多くは虐待とまでいかないにしても、私も経験しましたが、子供が小さい時は、時間的にも精神的にも余裕がない。そんな若い夫婦にとって子育てしやすく、仕事もがんばれるという愛媛県になるように、保育行政のあり方、保育士さんの働く環境改善、これについてもたくさんのお声を聞かせていただいております。

政治家にならなかったら何になりましたか?

和菓子職人 か 宮司 です。

有権者(特に若い方達)へのメッセージをお願いします。

2016年、18歳選挙権が導入されました。これにより若者の声を政治に反映させられるようになったのです。一方で、当の若者からはこんな声も聞こえてきます。
「政治なんて自分には関係ない世界だ」
「誰を選んでいいか分からない」
「そもそもどんな考えを持った人がいるか分からない」
これは、とても残念なことです。
私は心から願っています。自分や家族や愛媛の幸せな未来のためにあなたに与えられた権利を決して無駄にして欲しくないのです。あなたの幸せは、あなたの手で選んでください。政治に興味、関心を持ってください。情報を知るために、いろんな方の声に耳を傾けてください。気になる人に直接会いに行ってもいいのです。あなたが暮らす愛媛をより良い方向へと導くのはあなたの選択なのです。